2006年11月30日

FCBオフィシャルブック購入する

昨夜は、仕事の疲れからすぐ寝てしまい、1度目を覚ましたときは、
午前2時30分だった。電気つけっぱなしで、ブログ更新を怠ったのは
立ち上げてから初めてのことだった。
それに最近は仕事が忙しいのと風邪気味で体力が落ちている状態だ。

前置きはここまでにして、今日は定時で上がり、帰りに横浜の書店で
『欧州チャンピオンズリーグ サッカー解体新書』だけを買う予定が
その本を手にしたあと、横長に分厚くバルサのエンブレムが。
あれっと思い手にすると明日発売のはずの

『FCバルセロナ・オフィシャルガイドブック』

じゃないかと。当然早速購入した。おまけに『コミック ロナウジーニョ』
も買う振る舞いぶりだった。

でかい書店をめぐっても『FCバルセロナ・オフィシャルガイドブック』が
堂々と発売されているのだ。なぜ1日早く発売されたのかなと思いつつ
ラッキーと嬉しさ倍増だった。

内容はラポルタ会長の挨拶に始まり、選手紹介、選手監督等のインタビュー、
歴史、FCBとカンプノウを中心としたバルセロナ紹介などとバルセロニスタ
必携の1冊といえる。もう少し詳しく載せて欲しかったのは、
各年度毎の所属選手を網羅させて欲しかったが、無茶なことだろうか。
それに”vol.1”とあることはまだまだ続きが発売されること
なのだろう。

こうしてみると、逆にレアル・マドリーやマンチェスター・ユナイテッド、
ACミラン、インテル、ユベントスなどの日本でもおなじみのビッグクラブ
が公式ガイドを発行しようということは当時では読者層が限られるため、
できなかったのではないだろうか。

今回のFCバルセロナの日本語版公式ガイド発売という海外サッカーファンに
とって画期的なことがどこまで成功するのか注目されるだろう。
posted by かずくん at 23:14| ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロナウジーニョ、3年連続FIFA最優秀選手へ王手

FIFAの発表によると、ロナウジーニョが
2006年FIFA世界最優秀選手にノミネートされた。
現在ロナウジーニョは同賞に2004、2005年と2年連続で輝いており、
今回受賞することになれば3年連続の栄冠となる。
イタリアのファビオ・カンナバーロと引退したフランスの
ジネディーヌ・ジダンの両者が、30名の候補者の中から
最終的にロナウジーニョと共に2006年FIFA世界最優秀選手に
ノミネートされた。同賞の授賞式は12月18日にチューリッヒのオペラ堂で
開催される第16回FIFA世界選手祭にて発表される。
この日は正に日本で開催されるFIFA世界クラブ選手権の決勝翌日となる。
ロナウジーニョは既に同イベントへの参加を表明している。

全世界の各国代表の監督とキャプテンが投票する同賞に、ロナウジーニョは
2004年と2005年に2年連続で選ばれた。
そして、3年連続同賞受賞へ向けて、再びロナウジーニョは
その候補に選出された。
リーガ・エスパニョーラとチャンピオンズリーグの2冠を制した
ロナウジーニョが、FIFA選出の賞の中でも最も栄誉ある、
この個人賞を獲得する可能性は十二分にある。
しかしながらバロン・ドールを受賞したファビオ・カンナバーロと
ジネディーヌ・ジダンは共に2006年ワールドカップの
ファイナリストとして、主要な活躍を見せ、ロナウジーニョにとっては
強力なライバルとなる。

一方、今回3人の候補にノミネートされなかったのはサミュエル・エトーで、
昨年はロナウジーニョとフランク・ランパード(チェルシー)に次いで3位で
あった。

もしロナウジーニョが同賞を獲得した場合、FIFA世界最優秀選手賞の
歴史の中で、最も多く同賞を獲得した選手の仲間入りをすることになる。
しかし、3年連続ともなれば、前人未到の偉業となる。
過去に3度同賞を獲得したのは2人で、ロナウドが1996、1997年と
2年連続受賞した後、2002年にもレアルのユニフォームを着て
3度目の同賞を獲得している。
もう一人は今回もノミネートされたジネディーヌ・ジダンで、1998、
2000、2003にそれぞれ獲得している。

バロンドールは無念の落選をしたロナウジーニョにとっては、
昨シーズンの2冠達成への貢献度を大いに評価してほしい思いである。
前人未到の3年連続FIFA世界最優秀選手賞受賞を切に願う思いである。
posted by かずくん at 22:40| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月28日

クラブW杯出場選手発表

昨年のCL覇者であるバルセロナが、12月10日から17日にかけて、
日本で開催されるクラブW杯の来日メンバー23名を発表した。
エースのFWロナウジーニョ、MFデコ、DFカルレス・プジョールら
主力が顔をそろえた。
ケガにより戦線を離脱しているカメルーン代表FWサミュエル・エトー、
アルゼンチン代表リオネル・メッシはメンバーから外れた。
代わりにカンテラ(Bチーム)からFWジオバニ・ドス・サントス、
MFマーク・クロッサスが登録された。
また、FWハビエル・サビオラも回復が見込まれるため、登録された。

来日メンバー

GK  1 ビクトール・バルデス
   25 アルベルト・ジョルケラ
   28 ルベン・マルティネス
DF  2 ジュリアーノ・ベレッチ
    4 ラファエル・マルケス
    5 カルレス・プジョール
   11 ジャンルカ・ザンブロッタ
   12 ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト
   16 シルビーニョ
   21 リリアン・テュラム
   23 オレゲール・プレサス
MF  3 ティアゴ・モッタ
    6 シャビ・エルナンデス
   15 エジミウソン
   20 デコ
   24 アンドレス・イニエスタ
   32 マーク・クロッサス
FW  7 エイドゥル・グジョンセン
    8 リュドビク・ジュリ
   10 ロナウジーニョ
   18 サンチャゴ・エスケーロ
   22 ハビエル・サビオラ
   31 ジオバニ・ドス・サントス
   


posted by かずくん at 23:49| ☔| Comment(8) | TrackBack(6) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロニー、エトー、デコ、ヨーロッパベスト11

フランスの由緒あるサッカー雑誌“フランス・フットボール”が選出する
ヨーロッパ・ベスト11にバルサの3選手、ロナウジーニョ、エトー、デコが
選出された。そして、同誌が選ぶヨーロッパ・ナンバーワン・プレーヤー
“バロン・ドール”にはイタリア代表のファビオ・カンナバーロが選ばれた。

昨年バロン・ドールを獲得したロナウジーニョは、同賞をイタリア代表DF
でありキャプテンのファビオ・カンナバーロに譲ることとなった。
バルサでリーガとチャンピオンズリーグを獲得したロナウジーニョよりも、
ワールドカップでのチームとしての勝利に重きが置かれた今回の同賞選出と
なった。一方のロナウジーニョは2005年の同賞獲得の他、
2004年にも3位につけたが、今回は4番手の選出となった。

バロン・ドールに輝いたカンナバーロは173票を獲得、
2位にはイタリア代表の同僚、GKジァンルイジ・ブッフォンが124票で
ランクイン、続いてFWティエリ・アンリが121票で続いた。
そしてロナウジーニョは73票を獲得して4位止まりだった。

ロナウジーニョの他、他にも5人の選手が投票結果に名を連ねた。
サミュエル・エトーが67票を獲得して6位、デコが11票で11位、
プジョールが3票で17位、そしてメッシとザンブロッタが1票ずつを
獲得して20位にランクインした。

ロナウジーニョにとってはワールドカップで精彩を欠いたことが
最後まで響いたようだ。
posted by かずくん at 23:30| ☔| Comment(7) | TrackBack(7) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デコ、チームの現状と今後を語る

27日、ポルトガル代表MFデコが、カンプ・ノウで
子ども達に絵本を寄贈した。デコはチームの現状と今後を語ってくれた。

先日土曜日のビジャレアル戦でチームの勝利に大きく貢献した一人、
デコはチームも自分自身も現在素晴らしい状態にあることを認めた。
しかしながら現在セビージャが僅か勝ち点1差に控えており、
レアル・マドリーとも勝ち点差は3しかない。
デコは「今シーズンのリーガは簡単にはいかないだろう。
マドリーが順調に勝利を重ねているし、セビージャも素晴らしいプレーで
勝ち続けている。だけど最も重要なのは僕ら自身であり、僕らのプレーだ。
ここ数試合でチームは徐々に良くなっているし、チームは以前見せていた
ような良い状態に戻ってきている。いずれにしろ、リーガのタイトルは
最後の最後まで争われることになるだろう。」

現在バルサは2004−05シーズンに並ぶリーガ最高のスタートダッシュ
に成功している。依然としてメディアの間ではバルサが行った
夏のプレシーズンは適切なものであったかという疑問が出ている。
デコは「選手の多くがプレシーズンのトレーニングに参加していない。
何故なら半分以上の選手がワールドカップに参加していたからね。
だから僕らはコーチ陣が望んでいたような準備が出来ていないのは確かだ。
もし僕らが他のチームに所属しているのならば恐らくもっと別のプレシーズン
をこなすことが出来たかもしれない。
だけど僕らはバルサというビッククラブに所属している。
何らかの困難にぶつかるのは当然のことだよ。」

しかしそうした疑念も徐々に払拭され、少なくとも最近の試合がそれを
証明しているように思われる。
「僕らは努力を続けているし、少しずつ結果がついてきている。
プレシーズンの準備を十分に行っていないし、ワールドカップがあったし、
基礎体力が無いままに、万全の状態でスタート出来なかったのは
致し方ないことだよ。
だけど、今徐々に僕らは良い状態に近づきつつあるよ。」

多くの負傷者が出ているにも関わらず、チームは補強しなくとも
十分に戦えることを現在証明している。
更衣室では常に現有戦力の間で信頼と自信が生まれている。
デコは「補強するかしないかはクラブの問題だし、監督達の問題だ。
僕ら選手が決めることじゃない。毎年負傷者で困難を抱えることは
起こりえることだ。選手はそれを乗り越えていかなければならない。
そして今の所上手く凌いでいる。1月か2月には多くの選手が戻ってくる。
もし新しい選手が入ってきたら、その時には選手で溢れてしまうね。」
と語り、今の選手で十分に事態を乗り越えていけると語った。

この月曜日(27日)にはカンナバーロが正式にバロン・ドール賞を
受賞することになる。この受賞についてどう思うか、バルサの選手で同賞に
ノミネートされていたデコ自身やロナウジーニョ、エトーのように
他にもっと妥当な該当者がいるのではないかとの質問に対し
デコは「カンナバーロはそれに見合う活躍をしたと思う。
ワールドカップを含め、彼がこの一年にやってきたことは忘れられて
いるのかもしれないが、特にワールドカップでの活躍は素晴らしかったよ。」

ビジャレアル戦でスーパーゴールを決めたロナウジーニョについて
デコは「彼はこれまでも素晴らしいゴールを決めてきた。
ビジャレアル戦のあれは皆を欺いた意味でも素晴らしかったね。
僕らは別のことをやると考えていたからね。
他に比較出来ないほどの価値あるゴールだった。
だけど僕は彼はまだまだああいう素晴らしいゴールをもっともっと
決めてくれることを願っているよ。」

また、現在ACミランがロナウジーニョ獲得に関心を示しているという
噂について「フットボールの世界では常にそういう話はつきものだ。
重要なのはロニーは今ここバルサで幸せを感じているということ。
僕としても常にロニーとはプレーし続けたいね。」

現在好調な状態にも、デコはリーガは混戦になることを予想し、
チームに引き締めを促しているようだ。
posted by かずくん at 23:22| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月27日

バルサ、自己最高のスタートダッシュ

ゴールショーとなった昨夜(25日)のビジャレアル戦での勝利は、
2シーズン前にバルサが打ち立てたリーガ史上最も優れたスタートダッシュに
肩を並べる結果となった。リーガ第12節を終えて9勝2分1敗、
31得点10失点。4点目をスーパーゴールで締めくくったロナウジーニョの
プレーが象徴するように、素晴らしいプレーと素晴らしい選手が繰り出す
誰もが待っていたバルサが遂に帰ってきた。
第7節のレアル・マドリー戦(2−0)が唯一の敗戦である。
だが、得失点差に関しては今季の方がいい。
FWエトー、サビオラ、メッシを負傷で欠くが、
31得点は2位のサラゴサとセビージャ(25得点)を引き離し、
断トツの1位だ。

失点は10で、得失点差は+21。これは2004−05の24得点7失点、
ヨハン・クライフ監督が指揮を執った1990−91の24得点8失点
を上回っている。

そして、この12試合で勝ち点29という数字は勝利チームに勝ち点3が
与えられるようになった1996−97シーズン以降では、バルサ自身が
2004−05シーズンに打ち立てた記録に並んだ。
そしてこのシーズン、バルサはリーガチャンピオンに輝いている。
また、1990−91シーズン、まだ勝利勝ち点が2だった頃、
バルサはやはり12節を終えた時点で9勝2分1敗の素晴らしい
スタートダッシュに成功したシーズンがあった。
そして、このシーズンもバルサはリーガのタイトルを獲得している。

このようにここ10年間にFCバルセロナが成し遂げている
2度のスタートダッシュの成功は、いずれもライカールト監督が
チームを率いてからのことだ。
同監督の2シーズン目となる2004−05シーズン、
バルサは12節を終えた時点でアトレティコ・マドリードとビルバオに
引き分け、そしてベティスに敗れた以外は全て勝利し、
現在と同様の勝ち点29を獲得していた。
しかしながら今シーズンは2年前よりも現時点で7ゴール多い
31ゴールを決めている。昨シーズンのピチッチ(得点王)である
エトーを欠いた状況も考慮すれば、今シーズンの偉業は評価出来る。
現在エトーの代役を務めているのはロナウジーニョで、
現在10ゴールを上げ、リーガ得点王を快走している。

年内にバルサはレバンテと今週末に対戦し、
続いてレアル・ソシエダをホームに迎え撃つ。
その後、FIFA世界クラブ選手権を戦う為に日本へ向けて出発する。
この2試合で今のバルサが勝ち点6を上げる可能性は十分にあり、
記録的なスタートダッシュをさらに伸ばすことが出来るかもしれない。
現在レバンテは勝ち点12の14位、
レアル・ソシエダはわずかに勝ち点5で降格圏内に苦しんでいる。

ここ最近、毎週このような記事を書いているが、
これもバルサが年々成長していることを伝えたい気持ちからなので
お許しください。

エトーを欠いても、ロナウジーニョが得点王レースのトップに立ったことや
主力FWを欠きながら攻撃力が逆にアップしているのも全選手が得点への
意欲が高まっている証拠だろう。
バルサはまだまだ進化が止まらなさそうである。
posted by かずくん at 22:51| ☔| Comment(1) | TrackBack(1) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ロナウジーニョ「子どものころから夢見ていたようなゴール」を語る

「子どものころから、こういうゴールを夢見ていた。」

25日の夜、ロナウジーニョはサッカー界にまた1つ貴重な宝石を
プレゼントした。
ビジャレアル戦の4点目のゴールは、バルセロナの披露したスペクタクルな
快勝劇を締めくくるにふさわしいものだった。
バルセロナのサポーターにとってスペクタクルといえば、
それはロナウジーニョのことにほかならない。
ほとんどの選手には、想像することすら難しいようなゴールを
決めることのできる選手である。

オフサイドぎりぎりの位置でペナルティーエリア内に抜け出した
ロナウジーニョは、右サイドのシャビからクロスを受けて胸でボールを
トラップした後、ボールを中心に体を回転させると、
ゴールに背を向けてアウトサイドキックでのオーバーヘッドを決めた。
完ぺきな体勢ではなかったが、天才的なひらめきによるゴールだった。

「本当のことを言うと、あまり考えていなかった。
その瞬間に頭に浮かんだんだ。トラップしたボールがちょうどいい形で
空中に残って、すべてが完ぺきにうまくいった。
子どものころから、こういうゴールを決めることを夢見ていた。
絶対に忘れないだろう。」

サッカーのグラウンド上でできることとして、
これ以上のことがあるだろうか? 
ほとんどの者は何も答えられないだろうが、
ロナウジーニョには答えがあった。
「次はもう1つの夢のゴールを狙いたい。
ハーフウエーラインからのゴールだ。」

朝もテレビのニュースでも見たが、ロナウジーニョのオーバーヘッドキック
からのゴールは芸術品というのにふさわしいゴールシーンである。
初めてだったというのも意外な感じもするが。
次の夢を実現してゴールを決める日は以外と近いかもしれない。
posted by かずくん at 22:16| ☔| Comment(5) | TrackBack(4) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月26日

今季ベストゲームで完勝!!首位がっちりキープ!!

ロナウジーニョのスーパーゴールが飛び出した今夜のビジャレアル戦は、
詰め掛けた超満員の観客を大いに楽しませた試合となった。
ファンはリーガの全てのチームを上回る実力を持っていることを証明する
あの強いバルサを再び目の当たりにすることが出来た。
これでバルサはリーガ3連勝となり、首位の座を死守することに成功した。

ひょっとしたら2006年のリーガのベストゴールとなるスーパーゴールが
飛び出した。このロナウジーニョの2ゴール、そしてグジョンセンと
イニエスタのゴールでバルサはファンを大いに楽しませた。
この日はテュラムがセンターバックの一角を担い、デコ、ロナウジーニョ、
イニエスタ等が素晴らしい活躍を披露した。
ダイレクトでパスをリズミカルに回し、局面では魅せるプレーを披露し、
バルサは多くの負傷者を抱えているにも関わらず、自信を勝ち得続けている。
そして来るベルダー・ブレーメン戦に向けて、
素晴らしいプレーと結果を持って準備万端で臨むことが出来そうだ。

最初の30分間は、この日のバルサを予感させるリズミカルなプレーを
見せた。安定したディフェンスと、中盤から前線へのタイミングの良いパス、
そしてエジミウソンが局面を変えるロングフィードで相手を揺さぶった。
バルサがボールポジションでもビジャレアルを圧倒し、試合を支配していた。
唯一足りないもの、それはゴールだった。

先制点は34分まで訪れなかった。ロナウジーニョからのくさびのボールを
ゴールを背にして受けたグジョンセンがターンして突破しようとしたところ
相手ディフェンスに倒されてPKをもぎ取ると、
いつものようにロナウジーニョがきっちり決めて1−0とした。
このゴールはいつも以上に特別なゴールとなった。
それは、このゴールがロナウジーニョにとってリーガ通算50ゴールと
なったからである。

ここからバルサはアクセルを踏み込み、決定機を次々と演出していく。
最初はロナウジーニョが38分にファーサイドへのシュートを放つと、
39分にはデコの個人技からのシュートを放つ。
そして最後はジオが43分にヘディングでゴールに押し込むも、
相手ゴールキーパーのボルボーサが辛くもクロスバーの上に弾く
ファインプレーでゴールならず。
前半のうちにチームに落ち着きをもたらす2点目のゴールは生まれなかった。
しかしながら雪崩のごとく好機を作り出したバルサは迷い無く
後半を迎える為の十二分な自信を掴むことが出来た。

後半が始まると共に、ロナウジーニョのパスをデコが走りこんだジオへ
ダイレクトでキレイに通したプレーは、最後のジオのシュートが
枠を外れたとは言え、後半もバルサが前半同様のテンションで
挑んでいることを如実に表していた。残すは後半10分に訪れる試合を
決定付けるゴールを待つのみとなった。
担ったのはグジョンセンで、相手ディフェンスの跳ね返りを奪った
イニエスタからのファーサイドへの絶妙なセンターリングをヘディングで
押し込んだ。55分に生まれたゴールは、試合をほぼ決定付けた
一撃に見えた。

2−0でほぼ安泰となった展開にも関わらず、バルサの選手は
まだ満足していなかった。そして、殆どバルデスの守るゴールを脅かす
力の無い相手に対し、攻撃を繰り返した。
唯一バルサゴールを奪う決定的なチャンスがあったものの、
フォルランの放ったシュートは不運にもゴールポストに嫌われた。
しかし、その時点で既にバルサは3−0のスコアーにしていた。
この日バルサに来てからベストゲームと言えるプレーを見せた
ザンブロッタからのセンターリングを走りこんだイニエスタが
ジャンピングボレーを決めたのだ(69分)。

試合も終盤に入ると、ライカールト監督は3つの交代を行った。
そして、ここでこの日の試合、いや恐らく、今シーズンのリーガを象徴する
ゴールが訪れる。このゴールを決めることが出来るのは、
もはや世界一であることを証明する為の個人賞を獲得する必要の無い存在、
ロナウジーニョしかいない。ペナルティーエリアのライン付近からふわりと
上げたシャビのセンターリングをゴールに背を向けて胸トラップすると、
浮き上がったボールに対し体を寝かせながら右足でバイシクルシュートを
放つと、ボールは絶妙な高さでバルボーサを越え、ネットに突き刺さった。
88分の出来事で、超満員の観客達は白いハンカチを手にし、
これまでカンプノウで一度も見たことの無いほどのスーパーゴールに脱帽の
意を表していた。

試合終了後、ロナウジーニョは次のように喜びのコメントした。
「ずっと夢見てきたゴールを、今日実現できた。
僕の人生の中でもとても意味あるゴールだ。」

ザンブロッタはこの試合を振り返って
「今日は勝利が最も大切なことだった。
目標を成し遂げることができてとても嬉しいよ。
みんながしっかりとチームプレーしていたね。」
とコメントした。

ビジャレアル戦に4対0で圧勝したバルサであるが、
ライカールト監督は個人の活躍を褒め称えるよりも
まずチーム全体に賞賛を送った。
また、ファンの声援に感謝することも忘れなかった。

今晩のビジャレアル戦はバルサファンの間で
今後長い間語り継がれるであろう。
各選手がハイパフォーマンスを発揮するだけでなく、
ハイレベルのチームプレーを披露し、
選手たちもファンたちも今晩のビジャレアル戦を大いに満喫した。

ライカールト監督は次のようにコメントした。
「一人の選手だけを褒めることはできない。
今日の勝利はチーム全体の活躍の賜物だ。

ファンの声援はとても重要だった。
ファンの温かい声援はいつも我々の力になる。
0対0の時もファンは声援を送り続けてくれた。
チームはその声援に応えゴールを決めることができた。
このようなチームとファンとの間のハーモニーはとても大切だ。

試合には2つの流れがあった。2点目を取るまでと取った後だ。
バルサは2対0以降に試合とボールを完全にコントロールしていたが、
それまでは全く違った。ビジャレアルは素晴らしいチームだ。
我々が2点目を決めるまでは拮抗した試合展開だった。

チームは成長し続けている。デコは素晴らしいプレーをいていた。
イニエスタの運動量は光っていた。ザンブロッタ、テュラム、プジョル、
ジオらの現在のフィジカルコンディションは素晴らしい。

グジョンセンの才能を疑ったことは私はない。
今日彼はPKを生み出し、その後1ゴールを決めた。
今日彼は、最も重要な時間帯に勝利に繋がる重要な活躍をした。
我々は全員一緒にチームのために戦っている。チーム内に競争心はない。
グジョンセンはチームのためにいい活躍をしている私は思っている。

ロナウジーニョの88分もゴールは“真の芸術作品”だ。
このような素晴らしいゴールはフットボールファンやバルサファンに
感動を与える。ロニーのあのゴールは今晩の勝利に花を添えてくれた。」

前半戦、難しい相手との対戦の連続にもかかわらず、昨シーズンより
成果を上げている。しかもエトー、メッシ、サビオラと主力FWを
次々と故障で戦線離脱しているにもかかわらずにだ。
今のバルサは2連覇したことによる自信と苦しみを十分生かして
1試合1試合を大切に勝ちにいくとともにサッカーを楽しんでいるようだ。

来月5日の対ブレーメン戦に向けてCL決勝トーナメント進出へ、
大きな成果を出してくれた。マルケス、モッタの欠場やレフスキ戦から
中2日という決して良好な条件でなかったにもかかわらず。

出場選手

GK  1 バルデス
DF 11 ザンブロッタ
   21 テュラム
    5 プジョール
   12 ジオ
MF 15 エジミウソン(78分 23 オレゲール)
   24 イニエスタ
   20 デコ
FW  8 ジュリ(67分  6 シャビ)
    7 グジョンセン(72分 18 エスケーロ)
   10 ロナウジーニョ

SUB GK 25 ジョルケラ
    DF  2 ベレッチ
       16 シルビーニョ

得点 34分 ロナウジーニョ
   55分 グジョンセン
   69分 イニエスタ
   88分 ロナウジーニョ

警告 46分 ザンブロッタ
   88分 ロナウジーニョ
posted by かずくん at 23:32| ☔| Comment(15) | TrackBack(14) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月25日

ライカールト監督「落ち着く時ではない」そしてバルサは各賞に輝く!!

先の水曜日のチャンピオンズリーグでレフスキ・ソフィアを下し、
重要な勝利を掴み取ったバルサ。
しかしライカールト監督はここで安心してはいけないと警鐘を鳴らす。
「我々は落ち着いている場合ではない。
確かに現状、特にリーガの結果にはみんな満足している。
しかしまだまだチームは成長段階だ。
緊張感やモチベーションが足りないなどと決して指摘されることの
ないようにしなければならない。
ましてや今度の相手はビジャレアル、
常に我々を苦しめるチームだけに気を引き締めて臨まなければならない。

チームが未だ成長段階な今、この結果は喜ばしいことだと思う。
選手達がしっかりと自分の仕事を成し遂げている証拠だ。
自信を持ってこのまま続けていく必要があるし、
そうしていくことの先に重要なものが待っている。

両チーム共に主力の欠場者が出る。
だが、だからと言ってこの試合の重要性が変わることはない。
リケルメの不在はビジャレアルにとって影響するかもしれない。
何故なら彼はチームにとって非常に重要な選手だからだ。
しかしながら他にも多くの素晴らしい選手がいることを忘れてはならない。

保守的にならなければならないかは相手チームの出方にもよる。
確かに我々もリードしてから強くプレッシャーをかけに行っていなかった。
だが、最終的には相手チームのホームで好結果を残すことが出来た。
対戦相手は常にしっかりと準備して我々の得意なやり方を回避しようと
様々な戦術を立ててくる。我々はそんな中で常に戦い、勝利を掴んでいく。
そうした研究してくる対戦相手の戦略を受け止め、
対応していくことの出来ている現在のチームは良い状態にあると
私は考えている。

マルケスのスペイン国籍獲得のニュースは我々に
新たな外国人枠を与えることになり、
チーム強化にとってとても重要なこととなった。」


さて、ロナウジーニョが2年連続FIFPro(国際プロサッカー選手協会)
の世界最優秀選手賞を受賞した。そして、2005−06シーズンの
ベスト11にも選ばれた。ロナウジーニョは
「これらの賞は喜びの一年を象徴する報酬だね。」と喜びをあらわにした。

今週の金曜日、カンプノウは43,000人以上のプロサッカー選手が
所属する組織FIFPro(国際プロサッカー選手協会)の受賞会場となり、
バルサの選手が各賞を受賞することとなった。
フランク・ライカールト監督率いるバルサの輝かしい成績を象徴するかの
ように、バルサからはロナウジーニョ、ザンブロッタ、エトー、テュラム、
メッシが各賞に選出された。

全ての選手の中で唯一2度名を呼ばれた選手がいる。
他でもない、ロナウジーニョだ。
世界最優秀選手とベスト11の二冠に輝いたロナウジーニョは
「とても満足しているよ。高いレベルを維持し続けることが出来た証だと
思う。これからも今までのようにしっかりとトレーニングに励み、
目標に向かって努力していきたい。」

この賞を獲得したことで、ロナウジーニョが何よりも誇りに思うことは、
FIFProの43,000人以上のプロサッカー選手の投票によって
選ばれたということだ。「同じプロサッカー選手達が選んでくれたと
いうことに重要な意義を感じる。
また、こうした賞はバルサというチームにいればこそだと思う。
バルサの強さの秘訣は更衣室の良い雰囲気にあると思う。
僕らは結束の取れた集団だよ。」

リハビリ中で授賞式に姿を現すことが出来なかったエトーの代わりに
副会長のアルフォンス・ゴダルがエトーのトロフィーを受け取った。
他の4人の選手達はそれぞれトロフィーを受け取っていた。
式場で選手達にトロフィーを手渡していたのはFIFProの
副会長ジェラルド・モビージャと同組織幹部でカメルーン選手協会の会長
であるデイビッド・マエビーだった。

この日偶然、カンプノウ見学ツアーに訪れていたファンの熱い視線と
拍手の中、そしてベンチではライカールト監督とチキ・ベギリスタインTDが
見守る中、テュラム、ザンブロッタ、ロナウジーニョ、エトーの4名は
昨シーズンのベスト11として表彰された。
一方、メッシはヤングプレーヤー賞を受賞した。
また、エトーの代役としてこの日の授賞式に参加した
アルフォンス・ゴダルは、同選手がアフリカ・フットボール界に
絶大な影響を及ぼし、なおかつ人種差別の問題にも向き合った功績として、
特別賞も受け取った。

FCバルセロナはまた、クラブとしてもFIFProから「平和賞」を
受賞した。受賞に際して上述のジェラルド・モビージャ副会長は
「FCバルセロナのユニセフとの提携は恵まれない幼い子供達の支えとなる。
“クラブを超えた存在”の一つの見本だ。」とし、クラブの功績を称えた。
同賞を代表で受け取ったアルフォンス・ゴダルは
「この賞はまさにFCバルセロナが世界の中でも“クラブを超えた存在”
として認められた証。」として喜びを表した。

今や名実ともにFCバルセロナは世界各国のプロサッカークラブの鑑
となった。
いつまでも、強く、美しく、世界各国の人々に感動と希望を与えてほしい。
posted by かずくん at 23:20| ☔| Comment(1) | TrackBack(1) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サビオラ、早期復帰か?

左太腿の肉離れで戦線から離れているバルセロナのFWサビオラだが、
リハビリも順調に進んでおり当初の予定より早く復帰できる
可能性が出てきた。

11月12日にカンプ・ノウで行われたサラゴサ戦で負傷した
サビオラは左太腿の肉離れで全治4〜6週間と診断され、
これにより12月5日に行われるチャンピオンズリーグ、
グループリーグ最終節ベルダー・ブレーメン戦、
12月10日から18日まで日本で開催されるクラブW杯には
出場できないとされていた。

しかし、順調な回復ぶりを見せるサビオラは予定より早くチームに復帰し、
クラブW杯への出場、さらにはちょうどブレーメン戦に間に合う可能性も
出てきた。バルサのライカールト監督は記者会見の席で多くを
語らなかったものの、サビオラが順調に回復しており、
予定より早く復帰する可能性があることを示唆していた。

無理は禁物だが、早期復帰となればこれ以上ない朗報といえよう。
posted by かずくん at 05:10| ☔| Comment(4) | TrackBack(1) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする