2007年05月31日

ライカールト「バルサにとっては一つ一つが全て重要」

木曜日(31日29時)、FCバルセロナは
カタルーニャ杯決勝の座を賭けて
ヒムナスティック・タラゴナと対戦する。
ヒムナスティックは先週末に2部降格が決定したばかり。
今回はパコ・フローレス監督率いるタラゴナにとっては
ホームのノウ・エスタディでの試合となるだけに、
彼等にとっては絶好の奮起の場となる。
練習後の記者会見に臨んだフランク・ライカールト監督は、
その抱負を語った。
「代表組が多く不在の中、
明日はいつもと違うバルサの姿を見ることになる。
今回は若い選手が多く参加しているので、
そういう意味では楽しみな試合だ。
どちらにしろ、我々は良いイメージを
この試合で残したいと思っている。
全ての試合一つ一つがバルサにとってはとても重要だ。
我々の目標は常に良いイメージを残す為に努力することだ。
ヒムナスティックはモチベーション高く臨んで来るだろう。
うちの選手達も同様の熱い強い気持ちで
この試合に臨まなければならない。」

今回の招集メンバーの内、
10人がカンテラ(下部組織)出身の選手達だ。
4部への降格が決まったばかりの
バルサBの今後のあり方がクラブ内では現在検討されている。
「クラブは今現在バルサBの将来について話し合っている。
我々は一人一人個人の選手のレベルを検証していかなければならない。
この問題に関わっている者が現在それを実行中だ。
近いうちにどのような決断が下されたのか、発表されるだろう。
ボージャン?彼は非常に才能豊かな選手だし、
我々は彼の素質が十分に花開く様、サポートする義務がある。
しかし今現在何よりも重要なことは
彼が落ち着いてプレー出来る環境を用意することだ。
彼の将来がより素晴らしいものになる為にね。」

スペインサッカー協会の競技委員会は、
ヘタフェ戦で一発退場になったロナウジーニョに対し、
次節一試合の出場停止処分を正式に決定した。
「クラブは最良と思われる措置を取るだろう。
上告するかしないかは私には分からない。
規約というものが存在するし、それは認めなければならない。
いずれにせよ、クラブは選手にとって
最も公平だと思われる行動を取るはずだ。
彼が不在となるのは本当に残念なことだ。
残り2試合ともに彼が出場出来るようになることを望んでいる。

リーガ・エスパニョーラは激しく、そして難しいリーグの一つだ。
それだけに審判の仕事も難しくなる。
彼等の仕事ぶりは評価すべきだと思う。
一試合の笛を吹くことは決して簡単なことではないからね。」

先日のヘタフェ戦後にライカールト監督がコメントした内容は、
ヘタフェ監督のベルンド・シュスターを
批判したものかとの質問に対し、
「私は誰かを非難する為に発言したわけではない。
ただ、私の選手達を擁護しようとしただけだ。
シュスターは偉大な監督だし、偉大な選手でもあった。
そして彼は自らの方法によって成功を収めている。
私は彼に多大なる敬意を持っている。
一時一瞬の発言だけでそのことが覆されるものでもない。」

数日前、エスパニョールのFWルイス・ガルシアが
「バルサに勝つことはとても大きなことだ。
昨シーズンはカンプノウで僕等は
“2部へ落ちろ、2部へ落ちろ”と罵倒されたからね。
モチベーションは高い。」と発言したことに対し、
ライカールトは「両者の間にはバルセロナ・ダービーとしての
ライバル意識がある。当然の反応だと思う。
私自身はどこかのチームが下のカテゴリーに落ちることを
望んだりはしない。
そのことは決して私を幸せにはしないからね。
しかしもし実際に罵倒をされたのだとしたら、
当然そうしたことがモチベーションになったりもするだろう。
とにかく我々は自分達自身のことに集中するだけだ。
誇りを持って戦わなければいけないし、
全てを出し尽くして天命を待つしかない。
私は自分のチームが最後の最後まで
自分達のプレーを発揮して戦ってくれると信じている。」

次節のエスパニョール戦は6月9日(土)21時(日本時間28時)
キックオフに決定した。
「私としては日曜日開催を望んでいた。
誰だって監督なら試合の為の準備を一日でも多く欲しいもの。
特に今回は代表の試合から選手達が戻ってくるのは
来週の木曜日だからね。
時としてFIFAのインタナショナルマッチデーには無理がある。
選手を疲弊させ、大きな大会や試合の舞台で
選手達が力を発揮出来ない場合が出てきている。」

明日31日木曜日に行われるカタルーニャ杯準決勝、
対ヒムナスティック・タラゴナ戦に向けての
招集メンバー18名が発表された。
トップチームの8選手に加え、
昨日よりトップチームの練習に参加していた
バルサB所属の若手選手10名も全員招集された。

各国代表に招集されていないためバルセロナに残っている
バルデス、ジョルケラ、オレゲール、エスケーロ、シルビーニョ、
モッタ、ジュリ、ベレッチの8名は全員招集されている。
出場チャンスに恵まれていないエスケーロやシルビーニョにとっては、
明日のカタルーニャ杯準決勝は試合感を取り戻すための
絶好のチャンスとなるであろう。
エスケーロはここ7試合出場チャンスに恵まれておらず、
シルビーニョはここ3試合招集メンバーからも外れている。
なお、最終節の対ヘタフェ戦では
試合当日にザンブロッタが痛みを訴えたため、
ザンブロッタの代わりにシルビーニョが
急きょ試合直前に招集されたが、
同試合でもシルビーニョに出場チャンスは回ってこなかった。

29日火曜日よりトップチームの練習に参加していた
バルサB所属のオルモ、バリエンテ、クロサス、オルランディ、
ビクトル・バスケス、サストレ、サエール、
ジオバンニ・ドス・サントス、カルボ、ブスケッツの10名は
明日のヒムナスティック戦にも全員招集された。
多くの若手選手にトップチームデビューを果たすチャンスが
明日回ってくることは間違いない。
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2007年05月30日

バルデス「タイトル獲得は難しい」

火曜日(29日)、練習後の記者会見に臨んだ
バルサの守護神ビクトール・バルデスが現在の心境について語った。

「今チームは非常に落ち着いている。
自分達の出来るベストの形でトレーニングを続けている。
明後日のカタルーニャ杯準決勝は難しい試合になるだろう。
メンバーも変わるしね。
僕等にとって良い形で物事が進んでくれることを願っているし、
誰も怪我をしないで終わってくれることを祈っている。
リーガの中断?誰にとっても良いことはないだろうね。
ここまで良い流れできたリズムが壊れてしまうからね。
とにかくリーガ獲得は簡単なことではない。
自力優勝の可能性がないのだからね。
僕等は出来る限りの事にベストを尽くすだけだ。」

ロナウジーニョがヘタフェ戦でレッドカードを受け、
次節出場停止処分になった件について、
バルデスは「未だ上告とかもあって、
最終的な決断は出ていないみたいだけど、
とにかく彼は僕等にとってとても重要な選手だ。
ピッチの内外で僕等に多くのものをもたらしてくれる存在だ。
最終的にプレー出来ることを願っているよ。
審判のこと?彼等は常にベストを尽くしているし、
当然人間だから間違いもある。」と語った。

ヘタフェの激しいプレーぶりに対する質問に、
「フットボールは年々激しさを増している。
接触プレーはあって当然だし、
僕はそういう激しいフットボールの奨励派だ。
だけど、それには高潔さが伴っていなければいけないと思う。
選手には色んなタイプがいるし、色んなプレースタイルがある。
但し、テクニックのある選手というのはボールを受ける機会も多いし、
そういう接触プレーに晒されることも多くなる。
だから守ることも必要だ。」

次節のレアル・マドリードの対戦相手サラゴサが
優勝争いの鍵とされている。
そんな中、勝敗を左右する報奨金がサラゴサの選手に
出されるのではという噂が流れていることに対し、
バルデスは「全てのプロの選手達は勝つ為に
ピッチに立つことが義務付けられている。」と言う。
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ロナウジーニョ、一試合出場停止

ロナウジーニョに対し、正式に一試合出場停止処分が下された。
RFEF(スペインサッカー協会)の競技委員会が発表した。
同協会に対し、FCバルセロナの司法部は
ロナウジーニョが反則を犯して
一発退場のレッドカードを受けたシーンで、
その直前にヘタフェのDFベレンゲールが
それを誘発するようなプレーをしていた点を指摘、
情状酌量を求めていた。
この結果、ロナウジーニョは
最終節のヒムナスティック戦は問題なく出場出来るものの、
次節カンプノウで行われるエスパニョール戦を欠場することになる。
現在クラブの司法部は、
同協会の上告委員会へ訴えることを検討している。
同委員会は来週木曜日に臨時会議を行う予定になっている。

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10人の若き戦士達

代表週間で大半の選手が不在の中、
火曜日(29日)に行われた練習では、
10人の若い選手がトップチームに招集され、合同練習を行った。
そのうち9人はバルサBからの選手達で、
4部降格という辛いシーズンが終わったばかりの
彼等にとっては願ってもない嬉しいニュースとなった。
また、バルサユースから1人、セルヒオ・バスケスも招集された。
フランク・ライカールト監督は明後日(31日)に行われる
カタルーニャ杯準決勝、対ヒムナスティック戦において、
実際に彼等を起用することになる。

以下、10名の期待の星を紹介しよう。

【ヘスス・オルモ】
22歳/バルセロナ出身/1995年入団
センターバック/サイドバック/ボランチ
今シーズン、バルサBの中では唯一、
トップチームでリーガの試合に出場している。
テクニックに優れ、組み立ての起点となるボールは
彼から繰り出される。

【マルク・バリエンテ】
20歳/グラノジェルス出身/1997年入団
センターバック/ボランチ
バルサBのキャプテン。
コパ・デル・レイ(国王杯)の対バダロナ戦で
トップチームデビューを果たしている。
控えめながら、空中戦に強く、
スピードと力強さが特徴の守備の職人。
ファールを犯さないクリーンなプレーも特徴。

【マルク・クロサス】
19歳/サン・フェリウ・デ・グィソルス出身/2001年入団
ボランチ
コパ・デル・レイの対バダロナ戦でトップチームデビューを果たす。
中盤の底でバランスを取り、攻撃の起点となる巧みなパスを繰り出す。
ディフェンス面でも相手の攻撃の芽を潰す汗かき役。

【アンドレア・オルランディ】
22歳/バルセロナ出身
左ウイング/左サイドバック
アラベスから期限付き移籍で2シーズン、
バルサBでプレーしている。
武器は絶対的な左足。
クールな性格だが、決定的な仕事が出来る選手。
より攻撃的なスタイルを好む。

【ルイス・サストレ】
21歳/バレアレス諸島出身/1998年入団
ボランチ
戦術眼に優れた選手。常に素早い球さばきでリズムを作る。
状況判断に長け、戦術的な浸透度も高い。

【セルヒオ・ブスケツ】
18歳/サバデル出身/2005年入団
トップ下
元FCバルセロナのGKカルレス・ブスケツの息子。
フィジカル能力に長け、攻撃面だけでなく
守備面の仕事もそつなくこなす。
攻撃では2列目から積極果敢に攻撃参加する。

【トニ・カルボ】
20歳/バルセロナ出身/1998年入団
右ウイング
典型的なサイドの選手。
非常に巧みさを持つ選手で、
相手ディフェンダーに囲まれても果敢に割って入っていく。
スピードスター。

【サエール・ファイエド・バワブ】
23歳/アンマン(ヨルダン)出身/2007年入団
センターフォワード/トップ下
左足の豪快なシュートを持つ。
典型的なゴールハンターのタイプでは無いものの、
シーズンである程度のゴール数を計算出来る素質を持つ。

【ビクトル・バスケス】
20歳/バルセロナ出身/1998年入団
トップ下/センターフォワード
創造性溢れるプレーヤーだが、
やや決定力に欠けるきらいがある。
意外性のあるプレーを生み出す才能に長ける。

【ジオバンニ・ドス・サントス】
18歳/メキシコシティー/2002年入団
トップ下/ウイング
今シーズンは、トップチームと共にプレシーズンに帯同した。
クラブの至宝の一人。
利き足は左だが、今シーズンはバルサBで
常に右ウイングの位置でプレーした。
才能豊かなプレーヤーで、スピードがあり、
巧みなドリブルから決定機を演出し、自らもゴールを奪う。

【ボージャンとジェフレン】
当然上記10選手と共に名前が挙がってもおかしくなかったのが
バルサBのボージャンとジェフレンだ。
しかしながらボージャンはスペイン代表U21に
飛び級で招集された為、
今回ライカールト監督は断念することとなった。
一方、左ウイングのスペシャリスト、
ジェフレンは怪我の為、やはり招集されていない。
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2007年05月29日

最も多い代表選手を抱えるのはバルサ

今週末、リーガ・エスパニョーラの試合は行われない。
しかしながらこれは選手達が休息を取ることが
出来ると言う事を意味するわけではない。
すなわち、今週末から来週に掛けて、
FIFA国際マッチデーによって設定された各国代表戦を戦う為に、
選手達はそれぞれの代表チームでの活動をすることになるのである。
現在リーガのタイトル争いは3チームに絞られた。
その中で、他の2チームに比べ最も多くの代表選手を擁するのが
バルサで、今回は実に13選手が代表の試合を予定している。
一方、レアル・マドリードとセビージャはそれぞれ9選手ずつが
代表に選出されている。
代表戦を終えて再びチームに合流するのは
遅ければ来週の木曜日となり、
重要な残り2試合の準備期間を実は十分に取る事が
出来ないというのが実情で、
その影響を最も多く受けるのがバルサということになる。

さらには、バルサの選手達は代表週間の期間中、
13選手、9ヶ国(スペイン、カメルーン、フランス、アルゼンチン、
アイスランド、ポルトガル、オランダ、イタリア、ブラジル)の
代表選手が計15試合を戦うことになる。
一方のセビージャは9人、8カ国(スペイン、ブラジル、フランス、
ポルトガル、デンマーク、ロシア、マリ)の代表選手が14試合に、
レアル・マドリードは9人、6ヶ国(スペイン、ブラジル、イタリア、
イングランド、アルゼンチン、マリ)の代表選手が
11試合でプレーする予定だ。

9人の選手を代表に送り出すレアル・マドリードとセビージャは、
それぞれ一人ずつがU21代表の選手だ。
すなわちレアル・マドリードのミゲル・トーレスと
セビージャのアレハンドロ・アルファロは
それぞれスペイン代表U21の選手だ。
両選手と共にプレーするであろう
バルサの選手は現在バルサBでプレーしている
ボージャン・キルキッチで、
同選手は若干16歳ながら飛び級で同代表に選出されている。

国際マッチデーに指定されている今週と来週には
世界各地で国際試合が行われる。
バルサからは13名が各国代表に招集されており、
この2週間で合計15試合を戦う予定だ。
そのうちの10試合は公式戦(ヨーロッパ選手権の予選が9試合、
アフリカ選手権の予選が1試合)で、他の5試合は親善試合だ。
13名もの選手が各国代表に招集されているため、
ライカールト監督は今週と来週の前半部分の練習を
少人数で行うことを強いられることになる。

痛みを抱えているザンブロッタとデコとメッシは、
バルサのメディカルスタッフの診断結果と共に
各国代表の集合地に向けバルセロナを出発した。

【各国代表として招集されている13名】
スペイン代表:シャビ、イニエスタ、プジョール
ブラジル代表:ロナウジーニョ、エジミウソン
アルゼンチン代表:サビオラ、メッシ
ポルトガル代表:デコ
オランダ代表:ジオ
フランス代表:テュラム
イタリア代表:ザンブロッタ
アイスランド代表:グジョンセン
カメルーン代表:エトー

【前述の13名が出場予定の試合日程】
6月1日
イングランド対ブラジル(親善試合)

6月2日
ベルギー対ポルトガル(欧州選手権予選)
リトアニア対スペイン(欧州選手権予選)
韓国対オランダ(親善試合)
フランス対ウクライナ(欧州選手権予選)
フェロー諸島対イタリア(欧州選手権予選)
アイスランド対リヒテンシュタイン(欧州選手権予選)
スウェーデン対アルゼンチン(親善試合)
リベリア対カメルーン(アフリカ選手権予選)

6月5日
トルコ対ブラジル(親善試合)
クウェート対ポルトガル(親善試合)

6月6日
リヒテンシュタイン対スペイン(欧州選手権予選)
フランス対グルジア(欧州選手権予選)
リトアニア対イタリア(欧州選手権予選)
スウェーデン対アイスランド(欧州選手権予選)
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2007年05月28日

ライカールト、リーガ150試合

昨日のヘタフェ戦は、
フランク・ライカールト監督がバルサの監督に就任して以来、
リーガ150試合の節目の試合となった。
区切りとなったその試合は、
ライカールト監督にとってこれまでの、
どの試合とも全く違う様相の試合となった。
ピッチ上では苦しみ、誇り、怒り、信頼といった
様々な要素が飛び交った。
そんな中、前半終了前にはロナウジーニョを
一発退場で失うこととなった。
ベンチに行くことを拒否するロナウジーニョを、
監督は自分の怒りを押さえ込みながら抱きかかえてなだめた。
試合が終わり、勝ち点3を手にした後の記者会見の場では、
自分の選手達を庇い、彼らにふさわしい賞賛の言葉を並べた。
「バルサは常に相手の陣内でプレーするチーム。
それは例え一人少ない状態であってもそのポリシーを貫き、
人々に驚きを与えるチームだ。
ロナウジーニョのような本当のフットボールをプレーし、
スタジアムに観客を呼べる選手が
退場でピッチを去るというのはとても不当なことだ。」と語り、
珍しくその怒りを露にしていた。

92勝34分24敗。
これが、バルサの監督としてのフランク・ライカールトの
残してきた数字である。
昨日のヘタフェ戦での勝利によって、
彼の初年度の勝利数に2試合残した段階で並ぶことになった。

フランク・ライカールト指揮の下、
リーガ150試合でバルサが上げた得点数は287ゴール。
その中で、最もゴールを上げたのはエトーで62ゴールだ。
それに続くのがロナウジーニョで60ゴール。
そして第3番目の位置にはジュリとサビオラが
19ゴールずつを上げて続いている。

フランク・ライカールト監督が一度ならず常に口にすることであるが、
何かの達成や賞を得た時、それは自分一人のものではなく、
コーチ陣、メディカルスタッフ、庶務のナバル等との
共同作業の賜物だと言う。
その中核を成すのがエウゼビオ・サクリスタンや
ファン・カルロス・ウンスエ等ヘッドコーチ陣だろう。
両者はライカールトの150試合に全て関係してきている。
そして、ライカールト共に3シーズンを過ごした
ヘンク・テン・カテや
今年から一緒にタッグを組んでいる
ヨハン・ニースケンスの存在も忘れてはならない。
posted by かずくん at 23:49| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バルデス、サモラへ一歩近づく

昨夜のヘタフェ戦を終え、
バルサの守護神ビクトール・バルデスが
“サモラ(最優秀ゴール・キーパー賞)”の1位に躍り出た。
毎年毎年、そして毎試合毎試合その安定感と信頼を
獲得しているバルデスは、
今シーズンも様々な試合の中でチームにとって
重要なプレーを示し続けてきた。
今やリーガ屈指のGKの座を射止めている彼が、
遂に数字の上でもそれが証明されたのである。
ここまで36試合で30ゴール、1試合平均0.83点は、
2位のヘタフェ、アボンダンシエリの35試合30得点、
平均0.85点を僅かに上回る。
昨日の第36節まではこのヘタフェのGKが首位を走っていたが、
昨日ロナウジーニョが決めたゴールによって順位が入れ替わった。

しかしながらバルデスにとって、
サモラ獲得は初めての出来事では無い。
既に2004−05シーズンに同賞を手にしているのである。
そのシーズン、バルデスは35試合に出場し、
僅かに25失点という成績を残し、
1試合平均失点数は実に0.71を記録した。
この数字は最近6年間のリーガの中において
2番目に優れた数字となった。
ちなみにこの記録の上には2003−04シーズンに
バレンシアのカニサレスが叩き出した
0.68という数字が残っている。

“ドリーム・チーム”の守護神だった
アンドニ・スビサレッタがバルデスの前にサモラを獲得した
最後のバルサのGKだった。
バスク地方出身のスビサレッタは、
1986−87シーズンに同賞を獲得、
それ以来、バルデスが2004−05シーズンに獲得するまで
誰もバルサのGKが同賞を獲得することはなかった。

もしビクトール・バルデスが
今シーズン2度目のサモラ賞を獲得すれば、
それはバルサ歴史上最高のGKの一人とされる
サルドゥニ以来の快挙となる。
サドゥルニは1969年、1974年、1975年の3度、
同賞を手にしている。
さらに歴史を辿ると、5度同賞を獲得したGKがいる。
アントニ・ラマレッツで、1952年、1956年、1957年、
1959年、1960年にそれぞれ獲得している。

バルデスはここ数シーズンは常にサモラ争いの主役を演じてきている。
しかし昨シーズンはセルタのピントに同賞を譲った。
今シーズンのライバルは直ぐ後ろに就けている
ヘタフェの“パト”ことアボンダンシエリや、
アトレティコ・マドリードのレオ・フランコ、
そしてレアル・ソシエダのブラボ、
バレンシアのカニサレス、セビージャのパロップ等がいる。
posted by かずくん at 23:42| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月27日

レアルに食らいつく勝利で、3連覇達成へまだまだ諦めない!!

苦しんだ。

前半早々の2分にロナウジーニョのゴールで先制したものの、
統率の取れたヘタフェ守備陣からなかなか追加点が奪えない。
そんな中、前半40分、ロナウジーニョの一発退場によって
10人となったバルサが後半は防戦一方となってしまう。
しかしながら懸命の守りで最後まで1点を守りきり、
1−0でバルサが辛勝、
リーガのタイトルに向けて残り2節に望みを繋いだ。

1週間前、ビセンテ・カルデロンにて
アトレティコ・マドリードを破ったバルサは、
選手達の才能と攻撃的な創造性がかみ合い、
スペクタクルなバルサらしいフットボールを展開した。
しかしながら一転して今夜は、
気力・体力を出し尽くして粘り強く戦う
バルサの姿がそこにはあった。
前半40分のロナウジーニョの退場後、
残り50分を10人での戦いを余儀なくされた選手達は、
フィジカルの許す限り懸命に走り、
勝ち点3以上に価値ある勝利を呼び込んだ。
この日レアル・マドリードもデポルティーボを3−1で下した為、
引き続き勝ち点同点で直接対決の結果で
レアルが首位に立つ状況に変わりはなかった。
しかし、どんな形でも勝ち点3を獲って
最後までリーガのタイトルを争うその姿に、
まだまだ希望は残されていると言えそうだ。

キックオフ直後、スコアボードに早くも1の文字が刻まれた。
相手ディフェンダーのフィードをカットしたメッシが
中央のエトーへパスを送ると、
ドリブルでヘタフェ陣内に攻め込んだエトーが
最後はアボンダンシエリと1対1の場面で
左サイドのロナウジーニョへ。
パスを受けたロナウジーニョは落ち着いて
ヘタフェゴールへボールを流し込んで
あっさりと先制点を奪うことに成功した。
前半わずか2分の出来事だった。
しかしながらライカールト監督率いるバルサは
その後も休むことなく攻撃の手を緩めなかった。
ロナウジーニョもこの日はらしさを存分に見せつけ、
ドリブルやパスで相手ディフェンス陣を翻弄した。
また、エトーとメッシも高い位置でスペースを突く動きを繰り返し、
チャンスの起点となった。
そんな中、ヘタフェディフェンス陣は耐え切れず
ファールでしか止める術が無いように思われた。

圧倒的にボールを支配するバルサは、
そこから幾度となく決定機を作り出す。
ゴールやや右からのフリーキックを直接狙った
ロナウジーニョのシュートは、
GKアボンダンシエリの懸命のセーブで辛くもコーナーへ。
そのコーナーを今度は中央で飛び込んだ
プジョールが頭で合わせるも、ボールはわずかにゴール右に外れた。
さらにはエトーがゴールやや左のペナルティーエリアの外から
ミドルシュートを放つ惜しい場面もあった。
バルサがいつ2点目を取ってもおかしくない時間帯だった。

前半40分、試合の論議を巻き起こしたシーンが訪れる。
すなわちペナルティーエリア手前でボールを受けた
ロナウジーニョに対し、後方からベレンゲールが
反則まがいの激しいプレーで突っかけて来る。
ロナウジーニョはバランスを崩して倒れながらも、
その足をベレンゲールに向けて投げ出す格好を取った。
主審はこれを報復行為と捉え、レッドカードで一発退場。
ベレンゲールに対してはイエローカードを提示した。
ピッチは一時乱闘寸前の騒然とした雰囲気となった。
一方、主審の判定に不満爆発の観客は、
抗議の意味を示す白いハンカチを取り出し、振り上げていた。

一人少ないバルサは、しかしながら2点目を狙う戦い方を選んだ。
エトーが、メッシが、デコが次々とゴールチャンスを掴み取る。
エトーとメッシの前線での奮闘振りは、
10人での戦いを忘れさせる程であった。
しかしながらGKアボンダンシエリの堅守を中心に、
ヘタフェディフェンス陣の懸命の守りが追加点を許さなかった。
一方、数的優位を活かして徐々に攻勢に出るヘタフェは、
広いピッチを有効に使って反撃に出て来た。
後半70分、右からのコントラによるフリーキックによって
ビックチャンスを作るなど、ヘタフェが反撃の狼煙を上げた。

後半も残り少なくなるにつれ、
バルサ陣内に猛攻を仕掛けるヘタフェと、
懸命に死守するバルサの構図が明確になってくる。
この時間帯、カンプノウに詰め掛けたサポーターは
ひやひやじりじりとする展開が続くものの、
バルサの選手達は気力の限りを尽くして走り、
粘り強くディフェンスし、意地を見せ付け、
今シーズン、再三再四疑問視されてきたフィジカル面でも
十分なポテンシャルを持ち合わせていることを披露した。
しかしながらそんな中、
この試合でヘタフェにとって最も大きなチャンスが79分に訪れる。
右サイドでプジョールとの競り合いに勝って抜け出したマヌが
ゴールをえぐって中央のフリーの選手に絶好のパス。
万事休すかと思われたが、
61分にベレッチと交代で出場していたオレゲールが
懸命のカバーでピンチを救った。

試合終了間際、ライカールト監督は時間を使う為に2つの交代をする。
89分、メッシに代えてモッタ、
ロスタイムにはシャビに代えてイニエスタを投入した。
防戦一方の終盤を選手の懸命の頑張りと選手交代の妙で乗り切り、
遂に審判のホイッスル。
苦しみ抜いたバルサは、しかし貴重な勝ち点3を積み上げ、
リーガのタイトルへ向けて望みを繋ぐ勝利を掴み取った。

ヘタフェ戦を辛くも勝利したフランク・ライカールト監督は、
この日は珍しく嘆き節を盛んに口に出していた。

「実に残念なことだ。
攻撃的で創造的なフットボールを展開する
バルサの選手に対しては主審からの保護がなかった。
その一方で、危険なプレーを承知で繰り出してくる
乱暴なチームが主審から認められていた。
両チームは根本的にフットボールに対する哲学が違う。
ベルンド・シュスター監督は試合前に、
バルサの選手を止めるには打撃も必要だと平気で口にしていた。
それは単に監督の意気込みであり、
意欲の表れであれば問題ないのだが、
それをピッチ上で実際に選手達に実演させている。
チームは非常に暴力的にプレーしていた。
しかも彼らは特に我々に対してそういうプレーをしてくる。」

この会見より前に、ベルンド・シュスター監督の記者会見が行われた。
そこではPKのシーンで笛を吹かなかった主審のジャッジを嘆き、
同点のチャンスが奪われたことを語った同監督の姿があった。
また、ヘタフェのプレーはバルサを上回っていたとも語った。
それに対しライカールトは
「彼のフットボールで10回、20回タイトルを取るまでは
何も同意することは出来ない。
毎週末の試合後にそういうシュスター監督の授業を受けたいものだ。」
と皮肉を込めて語っていた。

「我々はピッチ上で全てを出して戦う
ロナウジーニョの姿を見ることが出来た。
あれだけ多くの汚いファールを受ければ
誰だって怒りがこみ上げてくるもの。
あの場面ではそれが最高潮に達してしまい、
つい足が出てしまったのだろう。
私が唯一言えることは、
我々のプレーは常に相手陣内に進出して
チャンスを創出していこうとするものであり、
それを激しいファールで止めに来る相手にはカードが出ず、
我々のファールにはカードが出て来たということだ。
その結果、退場にもなってしまった。

私は驚いた。
何故なら我々は悪意を持ってプレーすることなど決してないからだ。
我々のプレーは素早くパスを回してボールをキープしていくこと。
ヘタフェはほとんどぶつかっていないようなシーンでも
倒れ、叫び、そしてイエローカードを主審に出すよう要求する。
我々には相手よりも多くの運動量が求められると言えるかもしれない。
何故なら我々は倒されても素早く立って
プレーを続行しようとするからね。
我々はフットボールが好きだからね。

メッシは絶えず相手から激しいチャージを受けていた。
しかしヘタフェの選手とは違い、
決して簡単には倒れなかったし、
倒れても素早く立ち上がってプレーを続けようとした。
何故なら彼はフットボールを愛しているからね。
ロナウジーニョに関しては残念だ。
観客を満員にすることが出来る
彼のような選手がピッチを去ってしまったというのはね。

選手達は10人になっても戦い続け、
自分達の仕事をまっとうする必要があった。
勝利を掴む為にね。
今日の苦しんだ勝利は、
我々にさらなる深い自信をもたらしてくれることだろう。
相手のヘタフェは1人多い人数だったにもかかわらず、
我々が疲れていた最後になってようやく何かをやってきた。
残念ながらそうしたヘタフェに対し、
耐え忍ぶのに苦しんでしまった。」

最後に優勝争いを演じているチームの試合を
同時刻開催することを望むかという質問に対し、
「個人的にはどちらでも良い。
しかしそれは規定で決められていること。
そういう事が重要だという面はあると思う。
まぁ、全てのチームが同時に試合をするというのは
当たり前の事なのかもしれないね。」

フランク・ライカールト監督は観客への賛辞の言葉も忘れなかった。
「観客の皆さんには本当に感謝している。
今日の試合では我々は彼らのサポートがこれまで以上に必要だったし、
ファンはそれを分かっていた。
今日、サポーターの皆さんは選手達が
全てを投げ出して戦っている姿を目の当たりにしたと思う。
それが今日の我々の全てだった。」


出場選手

GK  1 バルデス
DF  2 ベレッチ(61分 23 オレゲール)
   21 テュラム
    5 プジョール
   12 ジオ
MF 15 エジミウソン
    6 シャビ(89分 24 イニエスタ)
   20 デコ
FW 19 メッシ(89分  3 モッタ)
    9 エトー
   10 ロナウジーニョ

SUB GK 25 ジョルケラ
    DF 16 シルビーニョ
    FW  7 グジョンセン
        8 ジュリ

得点  2分 ロナウジーニョ

警告  5分 シャビ
   43分 デコ
   79分 エジミウソン

退場 39分 ロナウジーニョ 
posted by かずくん at 22:31| ☁| Comment(0) | TrackBack(6) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月26日

ライカールト「高いモチベーションが鍵」

ヘタフェ戦前日となった金曜日、
記者会見に臨んだフランク・ライカールト監督は、
現在のチームが一致団結し、
リーガのタイトルに向けて強く結託していることを強調した。
「今週チームは非常に良い雰囲気の中トレーニングを行った。
チームは高い集中力とやる気でみなぎっている。
ビセンテ・カルデロンでのアトレティコ・マドリードとの対戦で
0−6で勝ったことにによってより士気も高まった。
チームは今、タイトル獲得に向かって全てを投げ出す構えでいる。
これまでは昨シーズンの感覚をなかなか取り戻せないでいた。
しかし今はソシオに大いなる満足をもたらす為の準備は整っている。
今の高いモチベーションのバルサなら十分にチャンスがある。」

リーガは残り3試合の決戦を迎える。
コパ・デル・レイ(国王杯)準決勝、
コリセウム・アルフォンソ・ペレス・ムニョスでの
4−0の敗戦はもう忘れなければいけない。
そして、ホームのカンプノウでメッシが見せた
スーパーゴールにいつまでも酔いしれているわけにもいかない。
現実は直ぐそこにある。ライカールトは言う。
「明日の試合は全く別のものだ。
我々はしっかりと明日の一戦に集中して臨まなければいけない。
とにかく結果が求められる試合だし、
勝ち点3をもぎ取らなければならない試合だ。
最後までリーガのタイトルを争う為にね。
確かに4−0の敗戦を直ぐに消し去ることは出来ない。
でも明日の試合はそれが出来るチャンスだ。
リベンジとかそういうものではない。
明日の試合は我々にとっては大きな意味を持つ。
メッシのゴールは素晴らしかったが、
あれは一年に一度あるかないかの出来事。
我々は明日のヘタフェ戦を全く新たな気持ちで、
謙虚に、そしてチーム一丸となって臨むつもりだ。
そして最初から高いリズムとワンタッチ、
ツータッチの早い展開で進めていきたい。
ヘタフェのエース、ギサが不在!?
我々にとっては良いニュースだ。」

今週サムエル・エトーがメディアに発言した内容や、
チームのロッカールームの雰囲気について様々に噂が流れている。
「チームは今リーガのタイトルを獲得することに集中している。
外部からの噂は全くチームに影響していない。
今チームは団結している。
サムエル・エトーもその一人だ。
彼の発言も過去の話だ。今は何ら問題は無い。

フットボーラーとして全ては良いプレーをするか否かだ。
自分にとっても、クラブに対しても、
そしてファンに対してもそれが全てだ。
お金とは関係が無い。私にとっては常に勝つことが全てだ。
お金が掛かろうが掛かるまいが関係無い。
私はこういうことに関わったことは無い。
そうしたことが機能するのかどうか分からないし、
知りたいとも思わない。私は興味が無い。
イタリアではそういうことは存在しなかったが、
スペインでは行われている。
いずれにせよ、私には関係の無いことだ。」
posted by かずくん at 23:20| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第36節対ヘタフェ戦招集メンバー発表

明日(26日)のヘタフェ戦に向けた
招集メンバー18名が発表された。
ライカールト監督は、先週0対6で
アトレティコ・マドリード戦を破った
まったく同じメンバーを
明日のヘタフェ戦に向けて招集した。

その結果、負傷中のマルケスに加え、
先週と同様に、サビオラ、エスケーロ、シルビーニョの
3選手が戦術的理由によりヘタフェ戦の
招集メンバーからも外れている。
なお、シルビーニョが招集メンバーから外れるのは
3週連続のことだ。

ヘタフェ戦の前日にあたる本日(25日金曜日)、
バルサはカンプ・ノウのピッチで非公開練習を行った。
同練習を欠席したのは、負傷中のマルケスのみで、
他の選手は全員練習に参加した。

対ヘタフェ戦招集メンバー18名は以下の通り。

GK バルデス、ジョルケラ
DF ベレッチ、プジョール、ザンブロッタ、ジオ、テュラム、オレゲール
MF モッタ、シャビ、エジミウソン、デコ、イニエスタ
FW グジョンセン、ジュリ、エトー、ロナウジーニョ、メッシ
posted by かずくん at 00:09| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする