2007年12月18日

イニエスタ「“エル・クラシコ”は特別だが、決定的な試合じゃない」

土曜日のメスタージャスタジアムでのバレンシア戦は、
アンドレス・イニエスタにとって
バルサのユニフォームを着ての公式戦200試合出場という
節目の試合となった。
そんな中、イニエスタはチームについて、
とりわけ、今度の日曜日に迫った
レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”について、
その胸中を語った。

Q:“エル・クラシコ”を迎える前、
バルサは結果が出せていなかったアウェイでの戦いにおいて、
メスタージャでバレンシアから重要な勝利を収めました。

「ここ最近のアウェイでの不甲斐無い戦いぶりを払拭する勝利を
バレンシア相手に掴み取ることが出来た。
この勝利は僕等に大きな自信をもたらしてくれるし、
レアル・マドリード戦に士気高く臨むことが出来る。
もちろん、順位表を考えてもとても重要な試合だった。」

Q:それまではアウェイで僅かに1勝しか上げることが
出来ていませんでした。
先日の試合で、バルサはアウェイでの戦い方を
ようやく掴んだようにも見えます。
バレンシア戦において、
バルサがアウェイで機能したのは何が要因なのでしょう?

「常に思っていることだけど、理由は一つじゃないと思う。
何か物事が上手くいかない時、その原因は色々あると思っている。
重要なのは、冷静に構えることだった。
そして、自分達を信じることだった。
そしてようやくアウェイでの悪い流れを断ち切ることが出来た。
これからは事態がさらに改善されていくことを願うよ。」

Q:バレンシア戦で、貴方はバルサのトップチームでの
公式戦200試合出場を達成しました。
このことを知っていましたか?
バルサの中で23歳という若さで
この数字に到達したことをどう思いますか?

「実際、僕はそうした試合に全てフル出場していたわけじゃない。
でも、バルサという偉大なクラブで23歳という年齢で
そういう数字に到達出来たということは嬉しいね。
きっとそういう数字は現役を引退した後で感じることなんだろうね。
今は自分のフットボール人生のど真ん中にいるし、
全て無我夢中で楽しんでいる。
でも、冷静に考えれば大変な数字だとも思うね。」

Q:“エル・クラシコ”に話題を移しましょう。
この試合はリーガの行方を左右する
決定的な試合だと思っていますか?

「そうは思わないよ。
まだリーガは半分以上残っているからね。
でも、現在の両者の順位を考えても、
そして歴史的に見てもこの試合が意味するものは大きい。
特に僕等はホームで戦うわけだし、
勝ち点3を勝ち取る義務があると思っているよ。
決してリーガのタイトルを決定付ける試合では無いけれど、
一刻も早くより高い順位に辿り着く為にも、
とても重要な試合だ。」

Q:試合の結果がチームの士気に大きな影響を
与える可能性があります。
そして、今シーズンのリーガへの興味を
左右することにもなりかねません。

「そうだね。こういう試合は勝ち点3以上の重みがある。
順位表での話以上に、
勝者には重要なプラスアルファをもたらすことになる。」

Q:貴方にとっては7度目の“エル・クラシコ”です。
それでも今度の試合はまだ特別な存在ですか?

「6度目でも7度目でも特別な試合であることに変わりが無いよ。
選手達にとってはもちろん、この試合に関わる全ての人にとってね。
特に今回はホームでの戦いだし、より一層特別な試合と言える。」

Q:今シーズンのレアル・マドリードをどう見ていますか?
「あまりリーガの他のチームの動向を細かく見てはいないんだ。
大体の概要は捉えているけどね。
レアル・マドリードは今首位のチームだ。
そして、それは偶然にそうなっているわけじゃない。
彼等には多くの才能あるプレーヤーが揃っている。
大いに敬意を払う必要がある。
だけど僕等は、自分達が本来の力を発揮することが出来れば、
どのチームにとっても倒すのが難しいチームだ。
だからこそ、何よりも自分達のプレーに集中することが重要だ。」

Q:ホームでは今シーズン、
バルサは相手に1ポイントも与えていません。

「それは重要な要素だね。
チームがアウェイでもバルサらしく機能してくれば、
必ずやタイトルを手にするチャンスはある。
カンプノウがシーズンの最後まで、
今までと同じように要塞となり続けることを願っているよ。」

Q:今のレアル・マドリードでは、
ラウールの活躍が目立っています。
彼のプレーぶりをどう見ていますか?

「ラウールはレアル・マドリードの核となる存在だ。
今シーズンはゴールも決めているし、
高いレベルでプレーしている。
いつでも試合を決める働きが出来る選手だし、注意が必要だ。」

Q:周囲では“舌戦”が繰り広げられています。
そうした試合前の熱い盛り上がりをどう思いますか?

「僕等は周囲の声をコントロールすることは出来ない。
誰もが自由に意見を述べることが出来るからね。
でも最も重要なのはピッチ上で“語る”ことだ。
それ以外の事は二の次でなければいけない。
もちろん、相手への敬意を欠かない限り、
周囲が盛り上がることは悪いことじゃないし、
それもフットボールの一部であり、
“エル・クラシコ”の一部だと思っているよ。」

Q:日曜日の決戦に向けて、
バルサにとってのネガティブなニュースはやはりメッシの故障です。
バルサは、世界屈指の相手守備陣を霍乱させることが出来る選手を
“エル・クラシコ”で失うことになります。

「彼の怪我は本当に残念だね。
フットボーラーにとって最悪の出来事が怪我だとしたら、
それが起きてしまったのだからね。
もちろん、チームにとっても彼の不在は痛い。
何故なら、彼は今シーズン素晴らしいプレーを続けていたからね。
特に“エル・クラシコ”のような試合では、
個々の選手の個性が決定的な要素となりうるしね。
とにかく一番重要なのは、一刻も早く彼が復帰すること。
充分治して戻って欲しいね。」

Q:“エル・クラシコ”では右ウイングでプレーするのでしょうか?
「分からないよ。
僕はどのポジションでプレーしようが
幸せであることに変わりが無い。
監督がチームにとってベストな選択をするだろう。
重要な事はチームが上手く機能することだ。」

Q:“エル・クラシコ”はクラブの
カンテラ(下部組織)で育った選手にとっては
さらに特別な試合だと思います。
そして、恐らく今回の試合はここ数年では
最も多くのカンテラ出身の選手が出場する試合になると思います。

「これはとても素晴らしいことだよね。
チームのカンテラから選手が育って、
そしてトップチームに上がるというのはとても重要なことだ。
バルサはカンテラの組織がしっかりと機能しているし、
それが今実ってきている。」

Q:若き才能と言えば、ボージャンやジオバンニが出て来ましたが、
貴方はまだ若いですが、
そうした更に若い選手達の模範であると感じていますか?

「僕がもっと若かった時、ベテラン選手が僕等を助け、
助言をし、良い雰囲気作りをしてくれた。
今はそれを僕等がやる番だと思っているよ。
いつだって先輩からのアドバイスは有難いもの。
重要なことは、バルサのようなスター選手が沢山いる中でも、
そうした若い選手達が力を発揮出来るような環境を
作っていくことだと思う。」

Q:ボージャンやジオバンニにとっては
今度の“エル・クラシコ”はさらに特別なものとなるでしょう。
彼等はついこの間まではスタンドから
“エル・クラシコ”を観戦していた訳です。
それが今回はその舞台の主人公になる可能性がある。
4シーズン前、貴方にとっての“初エル・クラシコ”は
どのようなものだったのでしょうか?

「そうだね。きっと彼等にとっては特別な試合だろうね。
1週間以上も前から話題になり、
ホテルからスタジアムへ出発する際のファンの熱狂振り、
そしてスタジアムのあの独特の雰囲気。
“エル・クラシコ”はシーズンの他の試合とは全く関係の無い、
別次元のイベントのようなものだね。
選手達はとにかく勝つことだけを考える。
勝利が多くのファンに喜びを与えることになることを
知っているからね。」
posted by かずくん at 23:38| 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

チャビ「勝つことしか考えていない」

月曜日(17日)、プロモーション活動で姿を現した
チャビ・エルナンデスが、
来る“エル・クラシコ”に向けて、その胸中を語った。

「今のレアル・マドリードは首位のチームだし、
今シーズンは良いシーズンを送っている。
チーム状態も良い。
だけど、“エル・クラシコ”はそれまでの順位だとか
状態とかは全く関係無くなってしまうことが良くある。
情熱だとか緊張とか、
そうした色んな要素が重なり合って、
どんなことでも起こり得るんだ。
とにかく、僕等は日曜日の試合に集中している。
勝利以外の可能性を全く考えていない。
彼等との差を縮めることしか頭に無いよ。

メッシの怪我は本当に残念だね。
彼は今絶好調だったし、
その彼が“エル・クラシコ”に参加出来ないのはとても痛い話だね。
シュスターが“メッシがいた方が良かった”と言った!?
彼も素晴らしいフットボールの信奉者なんだと思う。
自分達も、そして相手チームも最高のメンバーと最高の状態で戦う、
そういう試合を誰もが見たいからね。

“エル・クラシコ”は周囲のテンションと熱気がもの凄い。
そんな中で、自分達は冷静に臨むことが重要だ。
情熱をコントロールすることが重要だ。
ボールを支配し、試合をコントロールした者が
優位に立つことが出来る。
そして、僕等には観客という力強い見方もいる。

バレンシア戦でのエトーは素晴らしかった。
彼一人の力でチームが良く機能したわけではないけれど、
彼が攻撃陣にもたらすものはとても大きい。
ロナウジーニョは今でも世界最高のプレ-ヤーだ。
誰も彼がベンチに座っている姿を見たいとは思わないはず。
でも、それは監督が決めることだし、
彼自身の調子とチームとの兼ね合い問題だと思う。」
posted by かずくん at 23:23| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メッシ、チューリッヒへ

土曜日のバレンシア戦で左足のハムストリングを痛め、
全治1ヶ月を診断されたメッシだが、
クラブのメディカルスタッフからスイスへの渡航を許された。
同選手はFIFAワールドプレーヤーにノミネートされており、
今夜チューリッヒで行われる同祝賀会に出席する為、
スイスへ向けて出発することとなった。
posted by かずくん at 23:16| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

トゥーレ・ヤヤ「欲しかった勝利だった」

練習後のインタビューにトゥーレ・ヤヤが応えてくれた。

「昨日のバレンシア戦の勝利はとても重要だ。
僕等は勝利を必要としていた。
そしてそれを掴み取ることが出来た。
アウェイでの戦いだったし、
相手が強敵のバレンシアだったから、
難しい試合になることは分かっていた。
だけど、ここで勝利を掴めば、
次のレアル・マドリード戦に最高の形で臨めると思っていただけに、
欲しかった勝利だった。
今日はレアル・マドリードがホームでオサスナと戦うだけに、
勝ち点差1に詰めたことは、
相手にとってプレッシャーになると思う。

メッシの怪我はとても残念だ。
プレー中に起こってしまった仕方のない怪我だけど、
メッシはチームにとって今、
非常に大きな存在だっただけに、
悪いタイミングで起きてしまった。
彼の不在を埋める為にも、
チームは団結して、
勝利の道を探っていくしかない。

今回は僕にとっては初の“エル・クラシコ”。
偉大な試合になると思う。
世界で唯一の試合。
そして、僕等は十分勝てると思っているし、
勝ち点3を取れると思っている。

数日前からメディアでは色んな事が言われているようだけど、
そうした争いには選手は加わるべきではないと思う。
僕等はただピッチの上で答えを出すだけだ。
僕等にとって特別な試合になると思うし、
それはバルサのファンにとっても同じこと。
全力で戦いたい。
もしリーガのタイトルが欲しいのなら、
レアル・マドリードに勝たなければいけない。

ラウールとは一度戦ったことがある。
僕がギリシャにいた時にね。
頻繁にプレーに顔を出すとても良い選手だ。
レアル・マドリードも素晴らしい選手が揃っている。
僕等ももちろんそうだけど、
今はアンリやメッシといった重要な選手が戦線を離れている。
一方のレアル・マドリードは全ての選手が
プレー出来る状態にある。
いずれにせよ、バルサは世界最高のチームだし、
日曜日は勝ちたいね。」
posted by かずくん at 00:16| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バレンシア戦から一夜明けて

昨夜のメスタージャスタジアムでの勝利から一夜明けた日曜日、
バルサはマシア練習場にてトレーニングを行った。
いつものように、昨日の試合でスタメン出場した選手達は
体力回復を意図した軽めのメニューに終始した。
一方、残りのメンバーは日曜日の決戦、
レアル・マドリードとの“エル・クラシコ”に向け、
激しいトレーニングを実行した。

殆どの選手がマシア練習場に姿を見せる一方、
この日ピッチに現れなかったのは昨日の試合で故障したメッシ、
そして、故障からのリハビリメニューを続ける
エスケーロとオレゲール、
さらには、テュラムとグジョンセンだった。
グジョンセンは昨日の試合にフル出場し、
その影響で筋肉に張りがあり、
さらには接触プレーで傷んだ為、
ジム内に残り、治療に専念した。

バレンシア戦にスタメン出場したメンバーは
軽めの練習をこなして早々にトレーニングを切り上げた。
バルデス、ミリート、マルケスは終始ランニングを行っていた。
その他のスタメン組はロンド(ボール回し)を行った後、
体力回復を意図したフィジカルサーキットトレーニングを行った。
その後、選手達はロッカールームへと引き上げていった。

一方、残ったメンバーは引き続きパス練習を行った後、
ミニゲームを行った。
ビブスチームにはザンブロッタ、ボージャン、デコ、
ジョルケラ、アルベルト・ロカコーチ、
もう一方のチームにはロナウジーニョ、マルク・クロサス、
シウビーニョ、エジミウソン、
ファン・カルロス・ウンスエGKコーチが入った。

この日同じくマシア練習場に姿を現したティエリ・アンリは、
フィジカルコーチの一人と共に別メニューに従事した。
そこでは、ランニングやフィジカルサーキットトレーニングが行われ、
ボールを使った練習も実行された。
posted by かずくん at 00:07| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メッシ、全治4−5週間

日曜日(16日)午前、メッシは超音波による精密検査を行った。
その結果、昨日の初診通り、左足のハムストリングの上部に
部分断裂が確認され、全治4−5週間と診断された。
そのため、メッシは今後、5−7試合の公式戦出場が
見送られることとなる。
つまり、今週末のレアル・マドリードとの“エル・クラシコ”、
クリスマス休暇明けのコパ・デル・レイ(国王杯)対アルコヤーノ戦、
さらにはリーガのマジョルカ、ムルシア、ラシン・サンタンデール戦、
そして、国王杯でベスト16に進んだ場合には
さらに2試合の出場が不可能となる。
posted by かずくん at 00:01| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする