2006年11月14日

昨シーズンより好発進も、FW陣は今、火の車…

リーガの4分の1を終了した今、バルサが再び単独首位に返り咲いた。
しかも、上位を占める他クラブと比較してバルサは最も難しい試合日程を
今までこなしてきている。つまり、バルサはどのクラブよりも
困難な試合を乗り越え、現在首位に立っているのだ。

リーガの上位を占める各クラブが今までこなしてきた試合スケジュールを
比較すると、リーガ第10節を終えた今バルサが単独首位に
立っている意味が更に理解できる。10位以内のクラブとの直接対決を
最も多くこなしているのはバルサで、上位10クラブ中6クラブと
既にバルサは対戦している。一方、サラゴサは5クラブ、
レアル・マドリーは4クラブ、セビージャとバレンシアは3クラブ
としか対戦していない。このように、他のクラブと比べて
バルサが最も厳しいスケジュールを消化してきたのにもかかわらず、
バルサは現在首位を独走している。

来シーズンのチャンピオンズリーグへの出場権を得られる
上位4位にバルサと共に現在名を連ねているセビージャ、
レアル・マドリー、サラゴサの全クラブと対戦しているのは
バルサだけだ。バルサはカンプノウにおいてセビージャとサラゴサ相手に
勝利を収め、レアル・マドリーにはサンチアゴ・ベルナベウにて
敗退している。一方、セビージャ、レアル・マドリー、サラゴサの
3クラブ同士はまだ1度も対戦しておらず、それぞれがバルサと
対戦したのみだ。

下位クラブとの対戦回数を比較しても、バルサ以外の上位クラブが
いかに簡単な試合スケジュールをこなしてきているかが明確に分かる。
下位を占める4クラブのうち、バルサはまだオサスナとしか
対戦していないが、セビージャは全4クラブ(オサスナ、ベティス、
ナスティック、レアル・ソシエダ)と既に対戦しており、
レアル・マドリーも3クラブ(オサスナ、ナスティック、
レアル・ソシエダ)、バレンシアも3クラブ(オサスナ、ベティス、
ナスティック)と対戦している。唯一セビージャがバルサと
類似したスケジュールをこなしているが、そのセビージャでさえ
下位4位以内を占める2クラブ(ベティス、レアル・ソシエダ)と
既に対戦している。

理論上バルサは他クラブよりも厳しい試合スケジュールを
こなしてきたにもかかわらず、ゴール数においても
得点ランキング2位のセビージャ (21ゴール)を2ゴール
上回る23ゴールで現在バルサは首位を走っている。
更に特筆すべき点は、昨シーズンのピチッチ(リーガ得点王)に
輝いたエトーが怪我で長期戦線離脱しているのにもかかわらず、
バルサは現在リーガで7勝しているがその全7試合において
3ゴールを決めている点である。

第10節を終えたバルサは、リーガ優勝を果たした昨シーズンの
同時期よりも4ポイントも多く獲得している点も忘れてはならない。
昨シーズン、第10節を終えた時点でバルサは5勝4分1敗で
勝点19を獲得していたが、今シーズンは7勝2分1敗で
昨シーズンよりも4ポイント多い勝点23を獲得している。


さて、サビオラが左足大腿二等筋の肉離れで4週間から
6週間の戦線離脱を余儀なくされることが発覚した。
メッシに続く相次ぐFW陣の負傷によりバルサは攻撃陣に
深刻な問題を抱えることとなった。

エトー、メッシに続いてフランク・ライカールト監督は
もう一人のフォワード、サビオラも計算に入れることが
出来なくなってしまった。チームのメディカルスタッフによると
「左足大腿二頭筋に損傷が見られ、それが危険な箇所に認められる為、
全治までに4−6週間を見る必要がある。」という。

怪我は昨夜の3−1でサラゴサを破った試合で
ロナウジーニョのフリーキックがポストに当たり、
そのボールを詰めてヘディングで押し込んだ3点目の得点の際に
負ったものと見られている。その為、フランク・ライカールト監督は
今年の残りの試合を4人のFW、ロナウジーニョ、ジュリ、エスケーロ、
グジョンセンのみで臨まなければならなくなってしまった。

一方メディカルチームはメッシの件に関して
「左足の第五中足骨骨折で火曜日(14日)に手術する予定。
全治までは3ヶ月と見ている。外科手術はサンクガット・アセペヨ病院で
午前9時から予定しており執刀医はアントニ・ダルマウ医師の予定。」
と発表した。

13日、昨シーズンのタイトル授与式のため、
エトーとともにマドリー入りしたバルセロナのラポルタ会長は
ケガ人続出のチーム状況に対し、
「われわれはサッカー選手としても人間的にも素晴らしい資質を
備えた選手たちを抱えている。ライカールト監督と
チキ・ベギリスタイン氏に率いられた現場のメンバーは
こういった難しい状況も乗り越えていける。
当初からどんな補強も考えていない。
今の現有戦力で戦い続けることだし、今のチームを信じることが重要だ。
この逆境をなんとか乗り越える為にサポートはしていくつもりだ。」
と現状では冬の移籍市場で選手を獲得する意思がないことを明言した。

上位チームの中でここ10試合で最も難しい日程をこなしながら、
昨シーズン以上の成果を上げていたことには改めて驚かせた。
現在は、FWだけで3人戦列離脱と苦しい台所事情にも、
フロント陣は現有メンバーで大丈夫と自信を持ったのは、
戦列復帰するまでにリーガ前半戦を比較的楽に乗り越えることが
できると判断したのだろう。
CL決勝トーナメント進出は苦戦覚悟だが。
いざ必要となれば、カンテラ選手を起用することになる。
過去2シーズン連覇したときも必ず苦しい時期はあったが
いずれも試練を乗り越えている。カンテラを含め残った選手達は
今一致団結して、この試練を乗り越え始める。
いや、バルサなら必ず乗り越えられる!!
posted by かずくん at 22:48| ☔| Comment(6) | TrackBack(2) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして、TBありがとうございます。
今のバルサは、層の厚さや苦境を乗り越える底力なんかも含めて世界最高、と私も信じてます。皆の思いで支えたいですね。(^^
Posted by Lugh at 2006年11月15日 08:47
はじめまして。TBありがとうございます。
冬の市場でラーションが戻るという噂も流れているようですね。クラブ側は否定しているようですが、どうなるでしょうか。
個人的にはラーションも好きな選手なので、戻ってくれると嬉しいなぁと思います。
Posted by Zapper at 2006年11月15日 19:49
がちゃさん

トラックバックありがとうございます。
メッシに続いてサビオラまで戦線離脱とFW陣は緊急事態ですね。しかし、難敵との対決は大半消化していて、昨年より好成績を残しているので前半戦残りを楽に乗り切れると踏んでるのしょう。
せめて、サビオラだけでもトヨタカップに間に合ってほしいですね。故障した選手が一日も早く復帰できるように祈りましょう!!
Posted by かずくん at 2006年11月16日 00:02
Lughさん

コメントありがとうございます。過去2年苦難の時はありましたが、それを乗り越え栄光をつかんでます。今回の緊急事態も必ず全員で乗り越えられると信じてます。今こそバルサに熱い応援をしましょう。そして、故障者が一日も早く戻ってこれるように祈りましょう!!
Posted by かずくん at 2006年11月16日 00:08
Zapperさん

コメントありがとうございます。
FW緊急事態で、本当にラーションに一時的に
戻ってきてほしいですよね。でもここは、残った選手全員の一致団結で試練を乗り越えられるよう応援しましょう。
Posted by かずくん at 2006年11月16日 00:14
matsuさん

トラックバックありがとうございます。
メッシ、サビオラとケガで戦線離脱しましたが、今は残った選手で、一致団結して試練を乗り越えてほしいですね。そのためにも我々がさらに応援していきましょう!!
Posted by かずくん at 2006年11月16日 00:18
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