2007年11月30日

自前のフォワード陣

バルサのカンテラ(下部組織)は
その歴史の中で着実に成長と成果を遂げて来た。
そして、特に近年はグアルディオラやチャビに代表されるように、
多くの偉大なミッドフィルダーを育て上げているという定評があった。
しかしながらその一方で、
フォワードの育成が課題とされていた。
そんな中、ここ数年はリオネル・メッシが登場し、
最近ではボージャン・ケルキックとジオバンニ・ドス・サントスが
トップチームに昇格した。
今、バルサのカンテラ(下部組織)から着実に、
そして定期的に、世界トップクラスの選手が
フォワード部門でも育ってきているのだ。

昨日のオリンピック・リヨン戦、
フランク・ライカールト監督は3トップに
カンテラ(下部組織)出身の3選手、
メッシ、ボージャン、イニエスタを配置した。
そして、この3人が昨日のバルサの攻撃を牽引した。
先制ゴールはその象徴だった。
カウンターアタックの場面から、
メッシが右サイドを駆け上がるボージャンへパスを送ると、
そのボールをダイレクトでボージャンが
逆サイドへ球足の速いボールをグラウンダーで送り込むと、
その絶妙のパスに絶妙のタイミングで入ってきた
イニエスタがコースを突いたシュートをゴール右隅に決めた。
また、2点目のゴールはボージャンとメッシのコンビから
獲得したPKをメッシが決めたものだった。

昨日のジェルランスタジアムで見ることが出来た
カンテラ(下部組織)出身選手による3トップは、
実に1983−84シーズン以来の組み合わせだった。
当時メノッティ監督率いるバルサは、
ロホ、クロス、カラスコのカンテラ出身の3選手を配置し、
カンプノウで行われたエスパニョールとの
バルセロナダービーを戦っている。
この試合、バルサが5−2で快勝し、
上記3トップは勝利に大きく貢献した。
カラスコは前線を走り回り、
サイドからワンツーを駆使して何度もチャンスを構築した。
また、2点目のゴールも決めている。
ロホはチーム戦術に忠実に仕事を実行し、
効果的な役割を果たしている。
そして、クロスは何度かのシュートチャンスを
決めることは出来なかったものの、
先制点は彼のシュートを相手GKが弾いたところを
マルコスが決めている。
尚、この試合でマルコスは4ゴールを決めている。

イニエスタとメッシのゴールで、
昨日のオリンピック・リヨン戦でも
ゴールシーンの主役となったカンテラ出身の選手達。
実は、グループリーグ5試合の9得点の内、
6ゴールがカンテラ出身の選手によるものなのだ。
すなわち、現在チャンピオンズリーグ得点王ランキング
3位にも就けているメッシが4ゴールを上げている他、
プジョルとイニエスタが1ゴールずつを決めている。
尚、その他のゴールはアンリが2ゴール、
そしてオリンピック・リヨンのクラーク
オウンゴールによる1点だ。
posted by かずくん at 00:12| 神奈川 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | バルサ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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